喫茶店はメリハリを必要としている

assorted decors with brown rack inside store 喫茶店開業に向けて
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どうも、うさぎです。
6月に突入して、天気の悪い日が多くなった気がします。梅雨入りはまだですけど、これからどんどん雨の日が増えてくるんでしょうね。
気圧の変化が激しいと頭が痛重くなる体質なので、ゆっくり過ごすことにします。

さて、今回は前回の3つの柱の話の続きです。まだ読まれていない方はコチラから。

喫茶店を開業するにあたり、他との差別化のために自分の武器となる特徴が3つあると強いとのお話を書かせていただきました。

例えば、気軽に通える範囲内に3つの喫茶店があったとします。
それぞれ特徴があって、居心地の良い悪い、珈琲の好みなどバラバラです。
3つの店舗に点数をつけるなら、60点、40点、20点だったとします。
では、どの店舗にどの頻度で通うかと考えた時、点数の比率によって通い分けるのではなく、60点の店舗にしか行かなくなるのが、人間の心理です。40点の店舗に行くのは、60点が休みの日とか、少し気分を変えたい時ぐらいでしょうか。
つまりある個人にとって1位の店舗にならないと、それ以外は0点と変わらないのです。

1位になるためにはどうすれば良いか、それは取り入れることと、ウチではやならいことを明確にしてメリハリをつけることが大事だと思います。
人によって好みも違うし大事にしたいことも異なりますので、全ての人の1位になることは不可能ですが、可もなく不可もないような平均ばかり取る店舗では誰の1位になることもできません。
取り入れることはとことんやって、排除することはとことんやる。そうすれば、一定数の人から支持される店舗になると思います。

例えばうさぎ珈琲では、発達障害や精神疾患を持った人を大事にしたいとの思いがあります。
大事にしたい客層は静かで居心地がいいゆったりできる店舗を好むと予想していますので、店内BGMは音量を小さく、もしくは無しにしたい思っています。
こうすることで、喫茶店では音楽に耳を傾けながら珈琲を嗜みたいという客層からは支持されなくなるでしょうが、聴覚過敏でBGMが苦手って方からは支持されるようになります。

何を取り入れて、何をしないかを信条(クレド)として持っておくと、その後の営業で迷った時の判断基準になります。
私のクレドは「私自身、そして私の家族が幸福で、健康で、どこに出しても恥ずかしくない公然公平な営業をして、お店に集まるお客様も幸福にしたい」です。
前提として自分自身そして家族の幸福健康があるので、365日営業だとか早朝から深夜までの営業といった無理はしません。休む時は休む。家族行事が有る時もお店を休みにすることも優先するでしょう。
また、お客様も幸福を感じてもらいたいので、お店にそぐわないお客様(大声で騒ぐ人や目立つ人など)にはさっさとお会計を済ませて帰ってもらうことになります。
お店にそぐわない人には、うさぎ珈琲をおすすめすることもないでしょう。
大事にしないといけないのは、何も言わずお店を楽しんでくれているサイレントロイヤルカスタマーであって、クレームばかり言う人の意見に靡いてばかりではコンセプトがぐちゃぐちゃになってしまいます。
色んな人からご意見を伺って、お店作りに取り入れてみることも面白いですが、あくまで軸としてあるクレドから見て、その意見が取り入れるべきか受け流すべきか考えることが重要だと言えます。

自分の信条を決めて、それを軸にすることとしないことを決めてとことん徹底することが大事という話でした。

といったところで今回はここまで。
ありがとうございました。

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