ケトルサーバードリッパー抽出方法珈琲道具

これからお家でドリップを始めたい方にオススメのグッズ

ケトル

お家でも美味しい珈琲が飲みたい。と思っているあなたにオススメの記事です。
インスタントやコーヒーメーカーからワンステップ進んで、自分でドリップ珈琲を淹れて飲んでみたいと思っても、まず何を揃えなきゃいけないんだろうとか、敷居が高そうと思っていませんか。
本格的にドリップ珈琲を淹れる場合、完璧に揃えようと思ったら、

  • ドリッパー
  • サーバー
  • ドリップポット
  • スケール
  • 温度計
  • グラインダー(珈琲ミル)
  • 珈琲豆を保存するキャニスター
  • メジャースプーン
  • カップ

などなど、揃えるものが多くて大変です。

そこで今回紹介したいのが、台湾のメーカーSimple Realから出ているTAMAGOという商品。
こちらは、ドリッパーとドリップポットとサーバー兼カップがセットになっている商品です。

台湾も最近は珈琲が熱く、可愛い商品も多く出てくるようになりました。

ドリップポット

まずはドリップポットから。

サイズはお湯が最大350ccまで入ります。
一杯ドリップするのに丁度いいサイズ。
中に目盛りがあって、大体の量も計れます。

持ち手の形も非常にかわいく、手にフィットします。
小柄なポットの割に持ち手はしっかりしているので、グリップしやすくお湯を注ぐ量をコントロールしやすいです。

注ぎ口も細く糸を垂らすように注げるので、ドリッパーの狙ったところにお湯が落としやすくキレイにのの字を書くことができます。

さらに、このドリップポットには温度計も付いているので、新たに買う必要はなく、お好みの温度で抽出することができます。
温度の違いによる味の違いについては、また別の記事で書こうと思います。

サーバー兼カップ

こちらも丸みがあってかわいい。

少し重めのフタも付いていて、デスクワークしながら珈琲を飲む時など、長時間かけて飲む場合はフタが重宝します。
ダブルウォールになっていてフタもあるので、保温性は抜群
カップそのものも熱くならないので、火傷する心配もありません。

通常、ドリップする場合はサーバーに落として、カップに注ぎますが、このカップは直接ドリッパーを置くことができ、さらにガラスなので注いでいる量も確認しやすく、サーバーいらずです。

ドリッパー

こちらのドリッパーはコラボ先の日本のORIGAMIとなっております。
珈琲愛好家の中でも人気のドリッパーです。
ORIGAMIはSサイズとMサイズがあり、1人用をドリップする場合はSサイズがおすすめです。
大は小を兼ねるわけではないので、ドリップする人数によってサイズを使い分けて下さい。

特徴はこの形で、HARIO V60のペーパーフィルターとKalitaのウェーブフィルターのどちらもフィットします。
私がおすすめしているフィルターはウェーブフィルターの方で、ORIGAMIのヒダヒダとウェーブがフィットするので、隙間がなくなりゆっくりお湯が落ちるようになり、しっかりとした珈琲を抽出することができます。
ORIGAMIのSサイズが155でMサイズが185のフィルターとなりますので、フィルター購入の際には気をつけて下さい。

初めてのドリップ

まず、珈琲豆を買ってくる必要があります。
お好みの味を珈琲屋さんに伝えると、それに近い珈琲豆を用意してくれると思います。
豆はお店で挽いてもらいましょう。
珈琲は挽きたての方が美味しいのは確かですが、珈琲豆を挽くためのグラインダーや珈琲ミルはピンきりで様々な商品が出ています。グラインダーはなるべくケチらずに良いものを買うことをおすすめします。良いものは数万円を超えてきますので、まずは粉で買うようにして、ドリップにハマってきてからグラインダーを買うでいいと思います。

珈琲の粉を保存しておくキャニスターも追々欲しくなりますが、最初は珈琲屋さんで入れてもらう袋で十分です。保管方法についても別の記事で紹介しますが、実はこの袋って使い捨てですが、優秀なんですよ

粉が用意できれば、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして粉を入れます
粉の量はキッチンスケールがあればグラムで計って1人前10g〜15gがいいでしょう。
キッチンスケールがない場合は、ティースプーン何杯分と自分の基準を決めておくといいです。
珈琲専用のメジャースプーンがあればいいですが、なければないでティースプーンで代用できます。
自分の基準を決めて淹れてみて、味が濃いければ少し減らして薄ければ粉を足すようにすればいいです。
粉で珈琲豆を買う時の注意点として、少量をこまめに買うようにしましょう。
粉にした珈琲豆は劣化が早く、すぐに美味しくなくなってしまうので、1週間で使い切るぐらいの量を買っておいてなくなれば買い足すようにすれば、美味しさが持続します。

では、お湯を注いでいきます
最初は全体が濡れるぐらいお湯を注ぎましょう。
本格的に淹れる場合、最初に50cc注ぐとか、ドリップする量の10%のお湯を注ぐとか色々方法はありますが、どちらもスケールが必要になってくるので、最初は全体が湿る程度お湯を注ぐでいいです。
全体が湿ったら20秒ほど数えます。コレが蒸らしと呼ばれる工程です。

蒸らしが終わったら、中心から「の」の字を書くようにチョロチョロとお湯を注ぎます
5回転ぐらい注いだら、一回ストップしてお湯が落ちるのを待つようにします。
そしてお湯が落ちきる前に再び注ぐを繰り返して下さい。

カップの中を確認して、だいたいいい量になってくるちょっと手前でお湯を注ぐのをストップします。
ここでお湯が落ちきる前にドリッパーを外す人も居ますし、最後まで落ちきるまで待つ人もいます。
ドリップの最後の方は雑味や渋みが出やすいので、それを落とさないために途中で外したりしますが、その雑味がうまいと感じる人も居ますので、どちらも試してみて好みの落とし方を習得するのがいいと思います。

カップのフタはORIGAMIスタンドにもなりますので、ドリップし終えた後に置いてみると可愛かったりします。

ドリップしてみた味を覚えておく

ドリップにコレが絶対的に正しい淹れ方だってものは無いと私は思っています。
本人が飲んでみて、美味しいと感じれば成功ですし、イマイチだなと思えば次回から修正すればいいのです。人それぞれ好みが違いますので、ドリップの方法も人それぞれでいいのです。
大事なのは自分でドリップした珈琲を楽しむこと。きちんと評価してあげることです。
今回の方法でドリップしていると、毎回味が少し違うなとか、安定しないなと感じると思います。
その違いが分かってきたら、今度は味を安定させるために、スケールを買ってみるとか、挽きたての珈琲が飲みたくなればグラインダーを買ってみるとか、徐々に道具を揃えていって下さい
道具は自分の好みを再現するのに必要です。でも、最初から揃えるのは使い方を覚えるのも大変だし金銭的にもかかってしまいます。
なので、最初は最小限の道具でドリップを始めてみてはいかがでしょうか。

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