抽出方法美味しい淹れ方

おすすめアイスコーヒーのドリップ方法 その1

抽出方法

暑い日にはアイスコーヒーをゴクゴクっと飲みたくなりますよね。
アイスコーヒーのドリップにはいくつか方法がありますが、今回はうさぎ珈琲でおすすめしているドリップについて説明していきたいと思います。
基本となる1杯取りの方法です。

スキッと苦味を楽しめるよう、今回はインドネシア アチェ フォレストグリーンを使用しました。
今回紹介する方法はホットでドリップした液体を氷に一気に流し込んで冷やす方法のため、氷が溶けて濃度が少し薄くなりますので、元の液体を濃くドリップすることをイメージしながら淹れるといい感じになります。
豆は15g用意します。お好みで少し増やしたり減らしたりしてみてください。

挽き目は中挽きにします。カリタのナイスカットミルで3.5〜4.0ぐらいの挽き目です。

お湯は95℃の高めで淹れます。

ドリッパーはカリタのウェーブを使用します。

お湯が抜けるスピードをコントロールしやすく、濃く抽出するのに適しています。
1投目は約40cc落とします。

ドリッパーにお湯が溜まっている状態の時にスプーンなどでよく撹拌します。
撹拌することで、ドリッパーの中で粉が舞い、お湯と触れる面積が増えるためより濃く抽出することができます。

30秒よく撹拌したら、スプーンを取り出し、2投目を注ぎます。

2投目は全体にお湯をゆっくり注ぎます。ドリッパーから滴るお湯のスピードと注ぐお湯のスピードが釣り合うようにして、ドリッパー内のお湯の量が一定となるようにします。
ハリオやORIGAMIなどのドリッパーの穴が大きいドリッパーを使用する場合は、釣り合うように注ぐと早く抜けすぎるので、少しゆっくり目に注ぐといいです。
1分30秒で150cc注ぎました。

これで抽出は一旦置いておき、落ちきるのを待ちます。
待っている間にグラスを用意します。

グラスに氷を約100g入れます。大きな氷を入れておくと、熱い珈琲を注いだ後も残るので、大きめの氷を入れることをおすすめしますが、あんまりこだわる必要はありません。

そこに一気に流し込みます。
ゆっくり注ぐと、ゆっくり冷えていくので、氷が溶けるときの融解熱で香りが飛んでしまいますので、なるべく勢いよく注ぐのがコツです。
サーバーに予め氷を入れておいて抽出するアイスコーヒーのドリップ方法もありますが、そうするとゆっくり冷えてしまうので、私はドリップした液体を急冷する方法をおすすめしております。

注ぎきったら、スプーンでグラス内をよく撹拌します。

飲み頃の温度まで冷えたら完成です。

いかがでしたでしょうか。
暑い夏の昼下がりには、アイスコーヒーでブレイクが気持ちいいので、ぜひお試しください。

次回は、液体を薄めないアイスコーヒーのドリップ方法をご紹介できればと思います。

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