うつ病の禁忌

うつ病

どうもこんにちは。ブログ2日続けておやすみしてしまいました。すみません。
先週からイベントが重なり過ぎまして、疲れが溜まってしまい、なにもやる気が起きませんでした。うつ病をやっていると、こうしたやる気の波に振り回されてしまいます。今日の気分は穏やかですが、少し元気が出たからといって張り切ってあれこれ行動しすぎるとまた疲れてしまうので、ほどほどが重要です。

さて、先日のブログで効果のあった行動について記述しましたが、今回は逆に治療中にやってはいけないことについて書いていきたいと思います。

まずひとつ目が、運動とトレーニングをごっちゃにしてしまうことです。
一般的にうつ病の人は(うつ病じゃない人も)運動はいい効果が現れると言われています。それは、セロトニンという幸せホルモンの脳内物質が分泌されて気分が前向きになるからと言われています。ところが、どうせ運動するなら体力をつけようとか、筋力をアップしようとか考え始めてしまい、運動がトレーニングになってしまうと、自分を追い込むことになるんですよね。
それがメンタルが弱っている人にとっては、「昨日頑張ったし」とか「今日はこのぐらいで」とか妥協し始めてしまい、運動そのものが続かなくなることになってしまいます。

2つ目が、無駄遣いです。うつ病が少し回復してきて、なにかできることをやろうかな?と考え始める頃って、それまで何もしていなかったので、なんか心が満たされていないんですね。その欠落感を買い物で埋めようとすると危険です。特に欲しくないものや必要のないものを買うことに快感を覚えてしまって、買い物依存症になってしまいかねないです。
しかも最近の買い物って外出しなくてもネットとクレジットカードがあれば大概のものは買えてしまいます。また、これは発達障害の症状でもあるんですけど、お金の計算がとにかく苦手です。今月どれぐらい使っているのかとか感覚でわからないんですよね。そんな人が買い物依存症になってしまいますと、月末にカードの請求額を見て、絶望することになり、気分が落ち込んでしまい、家の中には不要なものが溢れて整理整頓が困難となり、どんどん心が暗くなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

3つ目が重要な決断をするです。うつ病の時ってあまりポジティブに物事を捉えることができなくなっており、何でもネガティブに考えてしまうんですね。
そういった状況で重要な決断をすることは「ほんとにこれでよかったの?」とか「他の方法があったんじゃなかったのか」と後悔のようなものがつきまとってきます。
実際、私はうつ病がひどい時に結婚を決意してしまいました。今では結婚したことに後悔はしておりませんが、決意した当初はすがる人が欲しかったってのが本音で、そんな自分勝手な考えて結婚してしまったとか、俺はこの人を幸せすることができないどころか不幸にしてしまっているといった、罪悪感に襲われて、うつ病がひどくなった経験があります。この罪悪感は今でもたまに襲われます。

最後の4つ目が断薬です。
もちろん、うつ病が回復していくにつれて、担当医と相談して薬の量を減らしていき、最終的に断薬するというのは、理想ではあるのですが、医者の判断なく自分の意志で勝手に断薬するのは危険ですという意味です。
私が沖縄に住んでいたとき、引っ越しの都合で病院を換えたことがあったのですが、新しい医者と合わず、通院を勝手にやめてしまいました。新しい病院を探そうとしていたのですが、なぜかその時はいけると思ってしまい、新しい病院を探すことも、当然処方されないので薬を飲むこともやめてしまったんですよね。
最初の1ヶ月ほどは特に異常はなく、普通に過ごせていたのですが、1ヶ月を過ぎたあたりから、急激に落ち込み始め、外に出ることもできなくなってしまい、最悪の状態になってしまいました。うつ病になった最初の状態よりも最悪で、本当にここまで落ちるかっていうほど気分が落ち込んでしまい、これまでで一番最悪だったと言っても過言ではない状態にまでなってしまいました。
これはマズイと思い、すぐに診察してくれる病院を探して薬を再び飲み始めたことでその最悪の状態は免れることができました。

他にもやってはいけないことはたくさんあるかと思いますが、私の経験上これだけは避けたほうがいい4つのことでした。

以上になります。Twitter、Instagramもやっているので、ぜひフォローをお願いします。
Twitter:@usagicoffee_sho
Instagram:@usagicoffee_sho

この記事がおもしろいと思った方は、ランキングへのご協力もお願いします。
下のバナーをクリックするだけで終わります。


うつ病ランキング

コメント

  1. […] この3つが重要かと思います。その場で判断することはとても危ういです。発達障害の人は決断力が高いという強みもあると聞きますが、そこはぐっとこらえて一度家に持ち帰ってじっくり考えましょう。そのじっくり考えるコツとして、話した相手のメリットはなんのかをキーポイントに考えると、自分にとっての不利益が見えてきやすいかと思います。なぜその人は私にその話をしたのか。ただの善人なのか、裏があるのか。そして、自分だけでは判断がつかない場合、信頼おける人に相談することが大事だと思います。私は何か決断する時は妻に相談するようにしています。絶対的な信頼を置いているので、自分が不利益になるようなアドバイスはしないと盲信していますので。ただ、妻のアドバイスも鵜呑みにしないようにはしています。うつ病の禁忌という過去の記事でも書きましたが、最終的な決断は自分でするようにしています。過去記事はこちら⇨『うつ病の禁忌』 […]