【体験談】自殺未遂の話

white skull on white wooden table うつ病
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どうも、正太です。

先月から、こうして個人blogやSNSなどで情報発信をするようになり、新たな人とのつながりもできるようになりました。
大変ありがたいことではある反面、周囲の方々や読んでいる人にどう思われているのか、気になって不安で時々頭が混乱してしまいます。
メンタルに良くないことだとは理解しているのであまり考えないようにはしていますが、やっぱり気になってしまいますよね。

さて、今回は私の体験談を書いていこうと思います。
希死念慮は薄れたり強まったりしており、死にたい、消えたいと思ったことは数知れずですが、過去に2度自らの意思で死のうと思ったことがあります。死にたいではなく、死のうと思いました。
また、自分の意思ではなく自殺未遂をしたこともあります。

全てがどうでも良くなった夜

1回目の死のうは、感情が平坦になったというか、何も感じなくなった時でした。
当時一緒の事務所で働いていた後輩と一緒に仕事から帰っていた時のことです。事務所内の異動が多くある時期で、私とその後輩に異動はなかったのですが、仲良くしてくれていた先輩が異動してしまうということで、送別の品を買いに行って、晩御飯を食べて歩いていた時に急に感情がなくなってしまい、全てがどうでもいいと思えてしまいました。
なぜか私は、後輩にうつ病の治療中であること、発達障害であることをカミングアウトし、そのまま帰ったら死のうと決意しました。
それを察してなのかそうじゃないのかはわかりませんが、別れ際後輩は「またね」と言いました。「またね」と返せなかった私に何度も「またね」と言ってくれました。
私はやっとの思いで「またね」と言って、家路に着きました。家に帰ったあと「またね」が頭から離れなくて、明日も仕事行かなきゃと思い、死ぬことを思いとどまりました。

楽になりたい

2回目は今年の夏頃でした。
祖父の葬式が終わり、みんなで祖父の思い出話をしていた時です。
「楽になれてよかったね」とか「苦しまずに死ねてよかったね」とか会話を聞くたびに、自分も楽になりたい。もう苦しむのはやだと頭をよぎりました。
それから数日後、自宅で一人いた時に、ベランダ(5階)から飛び降りようと思いました。飛び降りる前に腹ごしらえと思い、インスタントラーメンがストックしてある棚を開けたところ、けっこうストックしてあったはずのインスタントラーメンが残りわずかになっていました。犯人は妻しかおらず、妻が私の知らないところでこんなにもインスタントラーメンを食っていたことが、なんかおもしろくて、一人で声に出して笑っていました。
「なんだ笑えるじゃん」と思い、妻を悲しませたくはないなと死ぬことを思いとどまりました。

用意された自殺道具

最後は沖縄の離島で一人暮らしをしていた時の話です。
当時仕事が多忙を極め、かなりの高ストレス下で生活していました。
私はストレスから解離性障害になってしまいました。
解離性障害とは複数の人格が現れる、いわゆる多重人格というやつです。
ストレスを回避するため、もう一人の人格が現れるようになり、もう一人の人格にストレスを押し付けていました。もう一人の人格が現れている時の記憶はなく、気づけば時間が過ぎていたなんてことよく見られるようになりました。
記憶がない時の私は目が虚ろで意味のない独り言をつぶやいていたそうです。
仕事から帰った記憶はないものの、朝起きると台所が荒れており所持をして寝ていたなんてこともありました。
そんな生活を送っていたある日、朝起きると鴨居にロープが下がっていました。
ロープを買った記憶も鴨居に結んだ記憶もありません。
私はあやうくもう一人の人格に殺されるところでした。

生きててよかったと思う実感

以上のように、すでに死んでいてもおかしくないような経験をしてきた私ですが、偶然なのか運命なのか、なんとか回避してきました。
死にたいとか死のうとか思ったことは数多くありますが、今は生きててよかったと思える日々を過ごしております。
毎日とまではいきませんが、楽しい日々を送っています。
楽しいことは意外とそばにあるものでした。そしてそれらは自分で見つけ出して、楽しいと思わないことには、楽しいこととは言えないのだと思います。

今回は以上になります。
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