どうも、うさぎです。
第一子が誕生して約1ヶ月が過ぎました。
妻は里帰り出産しており、1ヶ月を期に実家を離れ、大阪に帰ってきて私と妻と息子の3人の生活が始まっています。
3人で生活を初めて約1週間が経ちました。
3人での生活を始めるにあたってまずはじめ決めておきたかったのが家事育児のルールです。
2人で効率よく家事育児を進めないと、睡眠時間の確保が難しくなってしまいます。
健康的な体を維持するのに必要な睡眠は、連続して6時間程度取る必要があります。
時間は年齢にもよりますが、連続して取ることが重要だそうです。
一方で赤ちゃんの胃袋は想像よりも遥かに小さく、3時間おきの授乳が必要になってきます。
私はうつ病で睡眠がかなり大事です。普通に眠ることができず入眠も困難ですし数時間で起きてしまうので睡眠薬を利用して連続して睡眠を取るようにしています。
妻は産後の疲労から心身ともに弱っている状態です。できるだけ母乳で育てたいという妻の意思も尊重したいので、妻は3時間に1度は必ず起きないといけない生活となります。
そこで、妻から提案されたルールとしては、私は睡眠薬を使用して夜は別室で十分な睡眠を取る、妻は夜通しおむつの交換や寝かしつけ、授乳を行う。そして昼間は私が家事を率先してやり、妻は睡眠を取ることに集中して3時間おきの授乳のタイミングは起きるといった生活リズムはどうかと言われました。
正直、この提案には私は半分賛成半分反対といったところでした。
私としても夜の育児もしたいという気持ちがあり、それを妻に任せっきりにするのは罪悪感があったし、なにより妻の容態が悪くなるのではと心配でもあります。
そのあたりを少し話し合った状態で、普段通っているメンタルクリニックの先生に相談してみました。
まず、先生が驚かれたのが、私が育児をしたいと前向きなこと。うつ病の場合、自分のことでいっぱいいっぱいなので、息子と言えど他人の世話をしたいという気持ちが芽生えており、また父親は産まれたての子供にはあまり感情移入できず、父性を持つのはコミュニケーションを取れるようになってからが多いからだそうです。
その上で、妻の提案したルールについて所感をいただきました。
先生としては、私自身の気持ちが大事であると言っていただき、またルールをしっかり作ってしまうことは夫婦お互いにとってデメリットであることを言われました。
ルールとして昼と夜の役割を決めてしまっては、疲れている日などもこなさないといけなくなってしまうので、やらされている感が出てきてしまう恐れが有るとのことでした。
先生の提案では、奥さんの心身のことも気にかけてくださり、妻が何を今してほしいのか毎日話し合って協力しながらやっていくことがいいとのことでした。
私が疲れている日は、睡眠薬を飲んで夜の育児をしないという選択をする日があってもいいし、妻が疲れている日は私がなるべく多くの家事育児を昼夜問わずやっていく、2人とも疲れている日は家事育児を最小限だけやってサボれるところはサボるといった具合に、なにが今できて何をしてほしいのか、自分がどうしたいのかをきちんと話し合う習慣をつけてみてはどうかと言われました。
そのアドバイスを元に1習慣、生活してみました。
私はというと育児をすることで小さな成功体験を積むことができ徐々に自信を取り戻しつつあります。
うつ病としてはいい傾向にあります。疲れた日や今日は寝たい日は睡眠薬を飲んで寝かしてもらったりもしています。その分、昼間は食事の準備や洗濯などを多くやるようにしています。
正直なところを言えば「授乳以外任せておけ!」と大きな声で言いたいのですが、子供がぐずってあやしている間は家事なんてできないし、寝かしつけもなかなか寝なくてものすごく疲れる時もあります。
しかし、先生のアドバイス通り、今ちょっとしんどいだとか、少し寝たいといった要望をお互い言いやすい環境づくりには成功しているので、妻も空いた時間に睡眠をとったり、二人協力してなんとか過ごすことができています。
また、私に起こった変化としては、妻が里帰り出産で実家に帰っている間、大阪で一人暮らしだったのですが、自分だけの生活となると、全てがどうでも良くなってしまって、食事も生野菜をかじるだけとか睡眠も夕方から次の日の昼間で寝るとか、お風呂も毎日入れないとかザラにあったのですが、3人での生活となると、生活そのものを丁寧に過ごしたいと思い、3食きちんと作って食べるようになりましたし、お風呂も毎日入れています。規則正しい生活が息子のためになると考えれるようになり、規則正しい生活が苦じゃなくなりました。
育児を通して、私のうつ病は回復傾向にあるように思います。
もちろん以前より睡眠の質は落ちましたし、外に出て散歩をするなどの運動もしなくなりました。
それと引き換えに生きることに対する自信が少しずつ取り戻せているように感じます。
といったところで、今回はここまで。
ありがとうございました。
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