どうも、うさぎです。
前回の記事の続きっちゃあ、続きです。
自分らしい生き方とは。
「自分らしい」「あなたらしい」
自他共によく使う言葉だが「私らしい」ってよくわからない。
我々は幼い頃「大人の言うことは聞きなさい」と教育されてきた。
大人の言う「いい子」とは、大人を困らせない子のこと。
義務教育の過程で社会のルールをたくさん身につけされられてガチガチに縛られる。
まるで貼り付けにされた街路樹のように好きなように枝葉を伸ばすことができない。
そして大学を卒業する手前の就職活動で「あなたらしさ」を教えてくださいと言われる。
そこで自己を見つめ直す。「自分らしい」を言語化する。
しかし、これも社会に好まれる「偽りの自分らしさ」であって本来のあなたではない。
就職活動で「自分らしさ」を求めてくるくせに、就職した途端「規律を守ってください」と言われる。
そして「自分らしさ」を理解すること無く、一生を終えていく。
日本はそんな国だったと思う。
それでも昨今は変わってきているように思う。
性的指向や職業選択の自由、生活スタイルの多様化などなど「自分らしさ」を有言し、行動に起こすことが許容され始めている。
でも、それって本当に「自分らしさ」なのだろうか。
「自分らしさ」を手に入れる第一歩目は自分の関心に目を向けること。
何をしている時が心地よくて
何に対して愛情を持っていて
何に愛されたいと願っていて
何を手に入れたら満たされて
何に対して嫌悪感を抱いているか
その自分への理解を土台にして
自分で判断し、決定し、生きることこそが「自分らしい」人生。
私は自分が発達障害と知って、自分の特徴をよく理解した。
私はうつ病になって、ストレスに対して耐性が著しく弱くなった。
ストレスと感じるものはなるべく遠ざける生活を心がけている。
そしてどうすれば満たされるのかを追求している。
そうやって、自己に問いかけて、自己を理解し、自己の決めた道を歩むようになって、
初めて「自分らしさ」を意識できるようになったと思う。
自分らしく生きることは多難である。
全ての責任を自分で負うことになる。
正直めんどくさいと言えばめんどくさい。
社会の歯車になっていた方が、めんどくさい事は転嫁することができる。
それでも「自分らしい」生き方を選択する。
一度きりの人生。
他人に代わってもらうことのできない自分の人生。
なのだから。