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幸福と不幸と安心と不安と


どうも、うさぎです。

一度ドリップした珈琲の粉を乾かして、もう一度ドリップしてみる。
おいしさはもう食付している。そこに新鮮味などない。
同じようなことを我々は毎日おこなっている。
同じ行動パターンを同じ様に繰り返して、過去の成功にすがっている。

子供の頃はすべてが眩しかった。
それは毎日にはじめましてがあり、新鮮味に溢れていたから。

同じことではなく、少し違った行動をしてみる。
人生を楽しむために。

過去と違った行動をこわいと感じる人がいる。
不安に感じる人がいる。

不安とは、不幸になる未来を怖れている状態。
安心とは、不安からの開放。
不安な状態から、何が不安であるかを考え、それを取り除くことで安心へとつながる。
幸福とは、不安がない状態。

貧乏な国に産まれたとする。
年収は100万円。
生活するには十分なお金だとすると、そこに不安はあるだろうか。
日本で年収100万円で生活しろと言われたら。
うまくやっていけるだろうか、老後は大丈夫だろうか。
不安はたくさんある。

価値の基準は環境で異なる。
不安か安心かも周囲の環境で決まる。
そこに自分の考えはあるだろうか。
世間一般が決めた幸福の基準に当てはめてはいないだろうか。

違う。
幸福か不幸かは自分で決めればいい。
幸福になりたいと願う人に幸福はやってこない。
珈琲を飲んでホッと一息。これだけで幸福を感じる人がいる。
健康体で、財力に余裕があって、友人もいて、それでも幸福になりたいと願う人がいる。
キリがない。
幸福は自分で決めていい。

なら、安心も自分で決めていい。
周囲の幻想に惑わされるな。
周囲の意見で不安になるな。

生きることに不安な人がいる。
私もそうだった。
漠然としていた。不安の種が見つからなかった。
ただ漠然と怖かった。
具体的に何が不安で、どうすればいいかなんて説明できなかった。
それでも不安で不安で涙が止まらなかった。

そんな時救ってくれたのが珈琲だった。
珈琲を飲んでいる時間は不安が飛んでいった。
なぜかはわからない。
珈琲が特別美味しかったわけではない。
普通の珈琲だ。
なのになぜか安心した。
自分で自分の幸福を見つけた瞬間だった。

幸福は自分で決めていい。
幸福を見つけてそれに浸かれば、安心する。
安心は不安からの開放。
不安は幸福になるためのヒント。
不安は不幸ではない。


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