卒煙します。

どうも、うさぎです。
今年の冬は一段と寒い気がしますね。大雪に見舞われた地域もニュースなどで取り上げられたりしていて大変だなぁと思いながら見ていたのですが、早く暖かい春が待ち遠しいです。

発達障害の人はなにかに依存しやすい体質だと言われています。
発達障害の自覚がある人もない人も、普段感じているのが生きづらさです。
その生きづらさの原因を探って発達障害だったと自覚する人、生きづらさはみんな感じているはずで自分だけではないと無自覚のまま耐え抜く人、様々だと思います。
そんな生きづらさからほんのひとときでも開放される魔法があったとしたら、飛びついてしまうのも納得です。
その魔法が、薬物・アルコール・ギャンブルなどです。
海外のデータにはなりますが、ギャンブル依存症の多くがADHDだったという調査結果もあるそうです。

また、依存症の人が抱える苦しみが禁断症状ですが、この禁断症状とADHDの特徴がよく似ていることから、依存している行為を行うことで、ADHDの思考や行動が落ち着くと思い込み深みにハマってしまうパターンもあるようです。
離脱症状とADHDの似ている特徴の一例として、

イライラする＝多動
依存に心を奪われる＝不注意
直近の利益に飛びつく＝衝動性
リスクを省みない＝危険を好む傾向
依存を繰り返す＝忍耐・持続が苦手

かくいうADHDの私も依存しているものがいくつかあります。
その中で有害なものがタバコです。
これまでにも何度かタバコをやめようとして失敗してきました。
禁煙するたびに、すぐに吸っていい理由をでっち上げて吸ってしまっていました。

これまでに禁煙しようと思い立った理由として、女性にモテたい、体力の向上のため、お金がもったいないなどがありました。
女性にモテたいと思って始めた禁煙は、今の妻と付き合い始めて妻が吸ってもいいと言った瞬間禁煙する理由を失い再びタバコに火をつけました。
体力の向上のためはマラソン大会を控えており、42km走り切る自信がなかったのでやめていましたが、マラソン大会が終わった瞬間、タバコに火をつけていました。
直近ではお金がもったいないと思ってやめていましたが、自由に使える小銭を見つけた瞬間コンビニにタバコを買いに走っていました。

きっと今後も、健康のためとか肌の調子を整えたいとか何かに理由をつけてタバコを一時的に辞めることはできても、きっとどのみち老化で健康は損なわれるからタバコ吸っても一緒とか、禁煙してても肌が老いてきたから吸っても一緒とか、言い訳を考えて吸い始めると思います。

先月にもタバコを辞めると妻に言っていたのに隠れて吸っていました。

そんな私が今日から、再び禁煙を開始します。
これまで何度か禁煙に失敗して学びました。
吸わない理由を考えて我慢する禁煙は続かないことに。
逆転の発想で、吸う理由を無くそうと思います。

タバコを吸うことで得られるメリットがずっと心の奥にあったから【タバコを吸うメリット＞タバコを辞める理由】という構図になった瞬間、再びタバコを吸い始めていることに気づきました。

タバコを吸うメリットはたくさんありました。
集中できる・リラックスできる・おいしい・時間の区切りができて気持ちの切り返しができる・ストレス解消など。
全部デタラメです。
タバコの箱にも健康を害すると記載されているのに、日本の法律でも未成年は依存するから吸ってはいけないとあるのに、自分は大丈夫と自分に嘘をついて、デタラメを信じてこれまで生きてきました。

ヘビースモーカーでも100歳まで生きた人がいるだとか、仕事ができる人はタバコを吸っているだとか、根拠の乏しい逸話を持ち出して、自分は健康を害していないだとか、集中できるって思っていたんですよね。
仮に逸話に該当する人がいたとしても極少数なんですよね。
イチローは次男で、次男は幼少の頃長男と一緒に遊ぶことでレベルの高い運動を必要とするため次男の方が運動神経がいいと決めつけるような暴論で、ごく一部のデータがさも誰にでも当てはまるような思考回路で、タバコもメリットだけが自分に当てはまると考えていました。

タバコを吸って集中できるのは、ニコチン依存により集中力が欠けているのを一時的に回復させているだけ。
非喫煙者のほうがもっと集中力がある。
リラックスできるのも、タバコの麻薬作用によって常態がイライラしているだけで、一時的に騙されているだけ。
非喫煙者はずっとリラックスしている。
おいしいのは、タバコによって得られる快楽からタバコは良いものだと騙されているからそう感じるだけで、実際は臭いし苦いしおいしくない。
時間の区切りができていると思っているだけで、タバコを吸う時間、喫煙所を探す時間、多くの時間を奪われている。

メリットなんてないんだと思うことで、吸いたい気持ちは抑えられると思います。
我慢のしない卒煙始めてみます。

といったところで今回はここまで。
ありがとうございました。

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