どうも、うさぎです。
最近考えているのですが、自信とはどこからやってくるのか。
きっと、こう在りたいと思う理想の自分が居て、実際の自分との距離が近いと自信に繋がるのではないかと思っています。その理想と現実が乖離するほど自信を失っていく。
たまに実際の自分を見誤って理想の自分と近いと勘違いしている人が居ますが、それを自信過剰と呼ぶのではないでしょうか。
人の意見に耳を貸さない程、自信を持たれている方も散見しますが、そんな人は往々にして嫌われることが多いですが、少し羨ましく思ったりします。私には今、圧倒的に自信が足りてませんから。
さて、今回はADHDである私が感じた育児との相性について書いていきたいと思います。
まずはじめに抑えておくポイントとして、ADHDの特性の中には以下のようなものがあります。
- マルチタスクが苦手
- 時間の把握ができない
- 物事の優先順位がつけれない
- 目の前の楽しいことや面白そうなことに飛びついてしまい、やるべきことを忘れる
- 注意が散漫
- 急な予定変更に強い不安を感じる
普段は夫婦で家事と育児をこなしており、片方が子供を見ている間にもう片方が家事をするといった分担で生活しています。
先日のことですが、午前中だけですが妻が会社に出社しなくてはいけない日があり、その日と息子の予防接種の日が重なってしまいました。
私に課せられたミッションは午前中の家事育児をこなしながら、昼過ぎに小児科まで連れていくというもの。小児科で妻と合流する予定でした。
まず、物事の優先順位をつけるのが苦手で計画的に物事を進めることができない私のために、前日のうちからタイムテーブルを妻に作ってもらい、さらに小児科に行くための持ち物リストも作成してもらいました。
当日、家事の方は雨だったこともあり洗濯をすることもできず、妻が出社した頃にはもう朝食の片付けも済んでいたので特にすることはない状態でした。
眠たくて泣きぐずっている息子を抱っこして寝かしつけながら、スマホをぼーっと見て過ごしていました。
すると突然、息子が起きてギャン泣きを始めて、ようやく時計を確認。
時間の把握ができない私は時計を確認して初めてそろそろミルクの時間であることを知りました。
通常なら、あと15分程度でミルクの時間だからそろそろ準備を始めようとかできるのでしょうが、私にはそれすらできず、ギャン泣きの中哺乳瓶の消毒をすることに。
優先順位がつけれないので、泣いている息子をあやしながら泣き止ますのが先か、ミルクの準備をするのが先か分からず、とりあえず抱っこして泣き止ましながらミルクの準備を進めていると、インターホンが鳴り、宅配業者が来訪、そして息子がうんちをぶりぶり。
同時多発的にやることが襲ってきて私はパニック。さらに鳴き声を大きく泣く息子に申し訳無さとちょっと黙ってくれというイライラが頭を支配して、少しの間何もできず「わかってる、わかってるから!」と一人叫びながら膝から崩れ落ちてしまいました。
ハッと意識を取り戻して、とりあえず玄関先まで来ている宅配業者をなんとかするため、泣いている息子をベッドに寝かし、荷物を奪い取るように受け取って、再び息子の元へ。
その頃には哺乳瓶の消毒も終わり、缶のミルクを哺乳瓶に移して飲みやすい温度まで冷まして、息子にミルクをやることができました。
ミルクを飲むことで泣き止んだため、私の心も少し平穏に戻りました。
20分ぐらいかけてミルクをあげ終え、そこからおむつの交換。そこで再び時計を見るともう出発しないといけない時間が迫っている。
慌てて息子を着替えさせて、抱っこ紐を装着し抱っこしながらあやして、荷物の準備をして出発。
なんとかこうにか小児科までたどり着くことができました。
半日だけだったことと、前日の内に妻が準備をある程度してくれていたので、1回のパニックで済んだものの、家事もしながら育児も1人でやるのは私には無理だと悟りました。ワンオペパパママすごいです。
その日とは別日になりますが、普段息子がかわいすぎてついつい眺めてしまいます。寝ている姿も起きてニコニコしている姿も愛おしく、息子のそばに居たいと思う気持ちが強く出てしまい、本来やるべきである、ブログ・記事を書いたり、売上の経理をしたりなどは後回しになってしまっています。
また、計画的に仕事ができない、マルチタスクができない、私は今日やるべきことをホワイトボードに書き出して、順番に一つ終わらせたら次といったやり方で仕事を進めるようにしています。
そうすることで、途中で仕事をやめて別のことを始めてしまったり、やるべきことを後回しにしたりしないよう対策しています。
ところが、そこに育児が入ってくると予期しないタイミングで息子が泣きぐずったりするので、突然の予定変更に戸惑ってしまいます。
空いた時間にちょこっと作業して、次これしている間にこれの準備をしてなど、多角的に仕事ができる人は育児をしながら、自分の時間をうまく利用して、趣味・仕事・勉強に費やすことができるのでしょうが、私の場合、気がついたら息子の相手をしている間に1日が終わってしまったなんてことが続いていました。
最近になってようやく、家事をすることのない時間帯に妻に息子を任せて、ブログを書く余裕ができてきましたが、それでも自分時間を作るのは困難です。
予期しないことが起こったり、思ったとおりに物事が進まないストレスはあります。
定型発達の人もこのストレスは多少は感じるでしょうが、ADHDだと顕著に出てきます。
また、育児はマルチタスクのオンパレードでどうしたらいいか分からない時に子供が泣き叫んで急かしてくることもザラにあり、頭が痛くなります。
とまぁ、私のこれまでの経験からADHDは育児あまり向いてないなと思うわけですが、愛着にこだわりを持つことや幸せなことに飛び込んでいく思考回路は子供に向けた愛情としてはかなり優秀なパパママになれていると自負しています。ただ細かい作業のひとつひとつをこなすのが苦手なだけで子供は大好きです。
また、慣れによる自身の成長もあります。初めの内は泣いているとすぐになんとかせねばと焦りがあったのですが、最近は少し心に余裕を持って接することができるようになり、その分ストレスも緩和されています。
なかなか完璧にとはいきませんが、不器用なりに私なりに育児を楽しみたいと思います。
といったところで今回はここまで。
ありがとうございました。
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