今回ご紹介するのは山中漆器の香りを楽しむ珈琲カップ。
山中漆器は400年以上の歴史を持つ、伝統ある工芸品を創作されています。
山中塗(山中漆器)オフィシャルサイト
山中塗とは、石川県加賀市の山中温泉地区で作られる漆器です。漆器には「木製漆器」と「近代漆器」があり、山中塗は2つ合わせて全国一の生産高を誇ります。伝統を受け継ぎながらも変革を恐れず挑戦し、時代に合った暮らしの器を作り続けています。
抹茶やお酒などを楽しむ器も製作されており、このコーヒーカップもその一つ。
フォルムは卵型になっており、中央の膨らんだ部分まで珈琲を注げば、水面の面積が大きいためたくさんの香りが立ちます。
そして上部の細くなった部分で香りを凝縮。
珈琲の香りが鼻腔を刺激してくれます。
また持ち手はありませんが、木が断熱材となり熱い珈琲を注いでも持ちにくくなることはありません。
わずかに反った飲み口も優しく珈琲が口の中に入ってくるような仕組みになっております。
容量は160cc〜200cc程度。
ちょっと一休みしたい時にぴったりな容量。
シンプルな作りですが、考え込まれていてとても奥が深い器
午後のティータイムにいかがですか。
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