併設カフェのメリットとデメリット


どうも、うさぎです。
つい最近まで日中暑いねとか言っていたのに、急に外に出るのも億劫になるほど寒くなって、冬の到来を感じています。
夏から秋すっとばして冬が来て軽くパニックですが、秋がないので商いの年だと思って、商売に専念していこうと思います。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。寒さが身に堪える季節なのでどうぞご自愛下さいませ。

さて、今年の5月から8月まで4ヶ月間だけうさぎ珈琲は実店舗でも珈琲豆の販売やドリップコーヒーを振る舞っていました。
その時の店舗というのが、個別にテナントを借りて大々的にうさぎ珈琲の看板を掲げてやっていたわけではなく、あるヨガスタジオのエントランス部分を間借りして、そこでやらせてもらっていました。
いわゆる併設カフェってやつですね。最近では「本屋×カフェ」や「美容室×カフェ」といった業態もちらほら見るようになってきました。

当時は平日サラリーマンをしていたので、週末だけの店舗として経営しておりました。
ヨガスタジオと契約を結んでおり、スタジオのオーナーに毎月家賃を支払う形で、1ヶ月の内何日営業してもいくらといった契約でした。
たった4ヶ月ですが、その経験はとても大きく、色々と学びがあったので、ここいらで一回まとめてみたいと思います。

併設カフェのメリット

○開店費用が抑えられる

通常、お店をオープンするには、テナントを選んで不動産屋と調整して、内外装を工事して、調度品を設えて、オープンに向けた告知してと手順が多く、またそれらに多額の費用がかかってきますが、併設カフェの場合、必要な初期費用は運営する上で必要な設備を揃えるぐらい。
具体的に用意したのは以下ぐらい。

  • 提供用の紙コップ、プラコップ
  • 店先に出す看板とそれを立てるイーゼル
  • メニューや商品を紹介するための写真立てのようなもの
  • 同時に2杯ドリップするために、持っていたものと同じドリッパーとサーバー
  • 保温もできる電気ケトル
  • 伝票と領収書
  • 支払いを多様化するために、paypayや楽天payとの契約とそれにかかる費用
  • 珈琲だけでは物足りないので、軽く食べられるチョコレート
  • 後は、氷・牛乳・マドラー・ガムシロップといった消耗品ぐらい

ほとんどお金はかかっていません。

テナントはすでに決まっているので手付金や敷金礼金も必要ない、内外装もすでに店舗として運営されているところに入るので新たにする必要もない、テイクアウトにすればカップを揃える必要も、椅子、テーブルといった設備も新たに買う必要もないので、開店費用はかなり抑えられました。
すぐに始めたい、リスクを抑えてテスト運用として店舗経営をやってみたい場合は、かなり有効です。

○月々の固定費が抑えられる

月々の家賃ですが、当然一人でテナントを借りるより安くできます。私の場合は店舗の地域の相場の数割分の金額がオーナーから提示され、そこから値段交渉をして家賃が決まりました。
今思えばもう少し値段交渉を頑張ればよかったかなとも思いますが、まぁそれは今更言っても仕方ないですね。
月々の固定費には、家賃の他に光熱費と水道代がかかってきますが、こちらも併設する店舗との折半になりますので安く済みます。
渡しの場合ですと、水道電気代は固定にしてもらって毎月数千円を支払っていました。

○固定客がつきやすい

さて、お金の話ばかりしてしまいましたが、集客面はというと、元々のヨガスタジオに付いている固定客がそのまま珈琲を買ってくれたりするので、初めから固定客ができました。ヨガの生徒さんや先生なんかがレッスンのたびに買ってくれるので、1日のお客さんが全くの0って日はほとんどなかったですね。
あとは、私が告知をして集まったお客さんと、たまたま通りかかって看板を見て入ってきてくれたお客さんでした。
ダイレクトメールを近所のマンションにポスティングしたり、町中でビラを配ったり等の、費用対効果があまり見込めない集客は全然しておりませんでした。

○店舗の維持管理が楽

これは、オーナーとの契約内容次第ではありますが、店舗の維持管理は基本的にヨガスタジオでやってもらっていたので、本当に楽でした。日頃の清掃はもちろん、電球が切れたときの交換なども私はノータッチで、私自身が使っている道具のメンテナンスぐらいでしたね。
契約内容としては、私のお客さんが店の物を壊した場合、私が弁償することになっていましたが、そのようなケースは一度もありませんでした。

○開店が楽なら、閉店も楽

これは、店舗経営を辞めてしまったので分かったことですが、通常テナントを借りた場合、返すときは原状回復が基本ですが、併設カフェの場合、内外装をいじっていないので、原状回復は自分の荷物を持って変えるぐらいでした。

併設カフェのデメリット

○珈琲屋として認知されにくい

ヨガスタジオの中の一角で珈琲を淹れていたので、外観上ぱっと見は珈琲屋に見えないんですよね。どう見てもヨガスタジオで、飲食ができるお店には見えなかったと思います。外観で珈琲屋とアピールできるのは店先に出している看板のみ。建物上に珈琲屋要素はなかったです。
なので、遠くから見てカフェがあるな!行ってみようとなる人はいなかったと思います。
もっと、店先にのぼり旗を立てたり、垂幕を吊るしたりしても良かったんでしょうけど、間借りしている身としてはどこまで許されるのか線引きが曖昧でなかなか手を出しづらかったです。
珈琲屋として認知されなければそれだけ集客も乏しくなります。
ヨガに関係ない人も入っていいのか、不安になる方も少なくなかったのではないかと思います。

○自由にできるスペースが限られる

店舗すべてが自分のものではなく、あくまで間借りしている身なので、使えるスペースは限られます。
運営に必要な荷物はある程度預かってもらえてはいましたが、そんなスペースに余裕があるわけではないので、毎週大荷物で電車に乗り通勤していました。
営業中も使えるスペースが限られてくるので、狭いスペースの中でできることをやるしかなかったですね。
ホットカフェオレ用に牛乳を温めるポットも用意していたのですが、常に置いておくスペースはなく、注文が来るたびに流しの下からポットを取り出して、提供したら洗ってしまうということをしていました。
紙コップなども大量に置いておくことができなかったので、その日に出ると予想する数だけ持っていって、少なくなれば家から持っていって補充するといったやり方でした。

○併設カフェとしての相性が経営を左右する

併設カフェで一番に考えないといけないのが、なんの店舗とコラボするかです。なので、この項目はメリットでもデメリットでもあります。
ヨガスタジオは大当たりでもなければ大外れでもないといった感じでした。いや、若干外れだったかな?と思っています。
というのも、元々ヨガスタジオとして生徒さんにはレッスン後無料でドリンクを提供していたんですね。なのでわざわざお金を出して珈琲を飲むという方は本当に珈琲好きに限られていました。
なんならスタジオとして水出し珈琲やドリップ珈琲も用意していたので、無料で珈琲を飲もうと思えば飲める状況でしたからね。土日に私が営業しているときはなるべくうさぎ珈琲を利用するよう、促してくれるスタッフもいましたが、平日は無料なのになぜ土日だけ有料になるのかという矛盾は消えません。
せっかくだからとうさぎ珈琲を利用してくれるお客さんもいたので、それはかなりありがたかったです。

また、ヨガスタジオが会員制でさらに少人数制を取っていたので、ヨガの利用でお店に来る人は1日十数人といった具合でした。その内の数人はうさぎ珈琲を利用してくれるものの、ほとんどはヨガだけのお客さんなので、安定した売上にはならなかったです。
併設カフェのコラボが本屋とかなら不特定多数が出入りし、かつ珈琲との相性もいいので、win-winの関係になれるかと思いますが、ヨガスタジオの場合はそもそもの出入りする客数が少ないことと珈琲を飲みに来たお客さんがヨガに流れることはなかったので、win-winとは言い難い関係でした。

○自身のコンセプトを前面に出しにくい

内外装をいじらなくても店舗を始められるメリットはあるものの、店舗のイメージが既に出来上がっているので、コラボ相手をよく吟味しないと、自分が望んでいる客層が来てくれないことにもなってしまいます。
私の場合、ペルソナがはっきりしていなかったので、誰でもカモンといった具合でしたので、大きな問題にはならなかったですが、ヨガスタジオがかなりおしゃれな空間だったので、珈琲好きの中高年層は入りづらかったのでは無いかと思っています。気にせず入ってくるお客さんもいましたけどね。
あと、男性も入りづらかったのではないかなと思っています。

まとめ

何にでもメリット・デメリットはあるかと思います。
併設カフェもメリットを最大限活かして、コラボ先ともwin-winの関係を持てると大きく化けるかと思います。

私の場合、たった4ヶ月で撤退することとなりましたが、タイミング良く(悪く?)、うつ病も悪化してしまい、経営を続けることが困難だと思った時点で、無理して続けるほど収益を上げているわけでもなかったので、参入撤退がしやすい契約ですぐに辞めることができ、負債は背負わずに済みました。

それでも全く後悔していないわけではありません。少ないながらも、うさぎ珈琲の店舗営業を楽しみにしてくれているお客さんはいらっしゃったので、その方々には本当に申し訳ない気持ちです。
だからこそ、今度は併設カフェではなく自分だけのお店としてオープンできるよう、準備を進めていきたいと思います。また来てくれるかは分かりませんが、また会える日を楽しみにして。

と言ったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

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