「人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた」を読んで

どうも、うさぎです。
先日から久々に実家に里帰りをしています。実家と言っても全面的にリフォームしてしまったので、育った家はもう面影も無くなくなってしまい、自分の荷物も部屋もなくて、落ち着くような落ち着かないような不思議な感覚で過ごしています。
実家にいても特にすることがないので、本を読んでいました。今回はその本について紹介できればと思っております。

今回紹介する書籍はタイトルにもあります通り『人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた』祥伝社著者赤澤智です。

私は本書をブックカフェで見かけて、タイトルに惹かれて購入しました。
書籍はたくさんの方に読まれたのか珈琲のシミがたくさんついていて、それが私の感性をくすぐるような、妙に魅力を強く感じました。本屋さんも新しいきれいな状態の本を探してくれて取り寄せますか？と聞いてくださいましたが、私はこの汚れている本が良かったので、そのまま購入いたしました。

本書は７章からなる構成で、人生に行き詰まりを感じたラジオディレクターとこれから社会に出ることに不安を感じている大学生が、著者である赤澤氏が経営する喫茶店で、赤澤氏から夢の追い方を学び実践していくというストーリーです。
ラジオディレクターはカフェ開業を大学生はライター業を目指して、フリーランスや個人事業として続けていくためのノウハウを学ぶわけですが、これらの業種に限らず、個人事業主や経営者を目指している人であれば、きっと役立つ情報が各所に散りばめられています。

私自身、学生の頃から夢見ていたレンジャーという職に、努力の末なることができましたが、レンジャーになった先の事を考えていなかったこともあり、挫折といいますか、行き詰まりを感じてしまいました。
その行き詰まりから脱却したいと珈琲に救いを求めて、喫茶店経営がしたいと願うようになりましたが、まさにそんな私にピッタリの本でした。
社会や組織に属して仕事をすることに抵抗を感じていたので、雇われたり雇ったりしない経営をしている赤澤氏に共感を感じずにはいられませんでした。
今後、私が喫茶店を開業するにあたり、すでに計画づくりは始まっているものの、計画の見直しに是非参考としたい書籍です。

これからなにかを始めたいと思っていたり、過去にしたかったことを諦めた経験が有る方は是非とも読んでいただきたい。読んで自分のこれからの人生を妄想するだけでもワクワクさせてくれる書籍です。
妄想するだけに留まらず、行動に移すにしても背中を押してくれる参考書となるでしょう。
新しいことを始めることは再スタートではなく、これまでの地続きであることを教えてくれた本でした。

といったところで今回はここまで。
ありがとうございました。

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