落ち込む時は落ち込めばいい

stacked of stones outdoors 生き方
Photo by Pixabay on Pexels.com

どうも、うさぎです。

アリストテレスが「人間は幸福になることが人生の目標」と言った。
ここから誤解が生じてしまったのだと思う。
幸福=人生の成功となってしまい、幸福以外の感情を排除しようとしている人があまりにも多いように感じる。
確かに幸せは必要だ。しかし100%幸福なんて在り得るだろうか。
幸福以外の感情を持たないなんてことはできない。

この誤解が、落ち込んでいる自分をさらに追い詰めることになっていると思う。
落ち込む時は落ち込んで良いのだ。
変に落ち込んでいる自分を「落ち込んではダメだ」と責め立てる方がダメージはより大きい。
落ち込みそうな時に落ち込まないようにと心にブレーキをかけていたら、心のエネルギーは枯渇して次に復活するエネルギーが不足してしまう。

落ち込む時は前向きに「あっ、今落ち込んでるな。このまま身を任せよう」とした方が、その後の立ち上がりは早いし、スッキリする。

その他の感情だって同じだ。
怒り・憎しみ・悲しさ・嫉妬などなど、持ってはいけないかのように思わせる風潮が現代社会にはある。
しかし、それらの感情を無理に抑え込むといずれフラストレーションを溜め込みストレスとなる。
いかなる感情も持っていい。そしてそれを持った自分を認めてあげることが大事だ。

ひとつ注意しなければいけないのが、それらの感情に対して他人がどう思うかは考えないといけない。負の感情をうまくコントロールできずに周囲にぶつけている様は醜い。
怒りのままに言葉も選ばず、他人にぶつけていてはあなたの人望は底に落ちるだろう。
いかなる感情も持っていいし、持つことを認めてあげることが大事だけども、誰かと共有する必要はない。1人でうまく吐き出すか消化するべきである。


コメント