ASDと私

white printer paper with be kind text on plants 発達障害(ADHD・ASD)
Photo by Lisa Fotios on Pexels.com

どうも、うさぎです。
私の診断名はADHDなのですが、私に限ったことではなく、発達障害の人はADHDの特性だけ出る人やASDの特性だけ出る人は珍しく、発達障害と言われる特性が全体的に出ることが多いです。
その中で一番どの特性が色濃く出ているかで診断名が変わります。
私も不注意や多動はよく出ているのですが、興味のあることに対して異常な集中力を見せたり、他人の気持ちを理解することが困難といったASDの特性も出ています。

今回はそんな私の中のASDのお話。
そもそものASDの特徴については過去の記事を御覧ください。
私はこの中でも人の気持ちを察するのが苦手、自分の中の定義がはっきりしていて予定外の出来事などに強くストレスを感じるようになっています。

定型発達の人なら無意識のうちに自然とできてしまう、周りの空気を読むってことや相手の立場になって考えるってことが意識して考えないとできません。
意識すると多少はできるのです。考えた結果、全然外れていることもありますが、感が無いよりかは幾分かマシです。
相手の気持ちを察することができないのを理由に離れていく人も多いです。また意識して考えてみても全然外れていたりするので「この人とは価値観が違う」と思われて離れていってしまう人もいます。
ただ意識して考えてみたよと伝えるだけで「考えてくれたこの人は優しい人」と思ってくれる方も中にはいて、私はそういう人との付き合いを大事にしています。

意識して相手の気持ちを考えるようになったのにはきっかけがあります。
小学生の時、私は自分の考えを周りに押し付けようとする、いわば自己中心的な性格だったと思います。
結果、仲良くしていたグループからある日突然いじめられるようになってしまいました。そのグループは学校カーストの上位に君臨しているグループだったので、私への態度は徐々にグループ外にも伝播していきました。
その中一人だけ、私に優しくしてくれる人が居ました。
キツイ日常の中、優しくされたことが嬉しくて、私は家に帰ってボロボロと泣き、親に事の一切を話しました。
その時親から言われたのは、いじめられているのには、私自身にも原因がある。人の気持ちを考えて喋ったり、行動していないから、嫌われてしまったのかもしれない。人の気持を考えるってのはその優しくしてくれた友だちのような行動ができるってこと。相手を思いやるって気持ちが私には必要だと言われました。
その日から、私の性格は変わったように思います。いじめという痛い思いをして自分の悪い部分を見つけることができ変わることができました。
その日以降私は相手の気持ちを考えてから、言動をとるということを徹底しています。中学校に上がる頃には私をいじめる人は一人もおらず、むしろ誰とでも仲良くできるようになりました。

相手の気持ちを考えて言動を取るのには、やはり反射的にできない分、時間がかかります。間やテンポの悪い人だとは思います。それでも他人を傷つけたり、孤立することは減ったので今のこの性格を気に入っています。

即座に返答することができないので、飲み会などでの雑談や電話での応答はものすごく苦手です。
メールやチャットなどの返答に時間がかかってもいいものでのコミュニケーションの方が好きですね。

といったところで今回はここまで。
ありがとうございました。

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