嫌われる「勇気」は必要ない

photo of people holding each other s hands うつ病
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どうも、うさぎです。

対人関係の悩みって尽きないですよね。私も一時期悩んだりしていました。
しかし、今はあまり人間関係に悩むことは少なくなったように思います。
結論として、悩まなくなった秘訣は「覚悟」と「開き直り」ですね。
人間関係には2:6:2の法則があると言われています。
この法則に従って開き直れば、人間関係は格段に楽になります。

人間関係における2:6:2の法則とは

客商売をしている友達から聞いた法則ですが、人間関係には2:6:2の法則があると言われています。
自分がどんな立ち回りをしたとしても2割の人には好かれ、6割の人は好きにも嫌いにも転ぶ可能性があり普段はあまり気にかけていない状態で、残りの2割はどう立ち回っても嫌われてしまうという法則です。
どんな国民的なタレントにだってアンチは一定数います。最後の2割の人ですね。

会社や同級生など普段関わらなくてはいけない人って結構いますよね。
その集団の中でも2:6:2の法則は成り立っています。
ここ最近ではSNSなどで自分の情報を発信する機会も増え「いいね」を押してもらいたいがために「受けのいい」情報ばかりを発信したりしてしまいます。そして「いいね」がもらえないとなると凹み、それが進展していくと「自分の本意」が100%でない情報まで発信することにもなってしまいます。
それって、実は結構なストレスだったりします。自分本位で生きれていないのですから、息苦しくなって当然です。

私もこの法則の話を聞いてから6割の人間を自分に好意を寄せてもらうためにどうすればいいのかを必死に考えてきました。そのためにいい人であろうと心がけてきました。
また自分の悪い面を隠そうと治そうとしてきました。
私がうつ病になったきっかけの一つに人間関係が挙げられます。
職場で事務所内で一番偉い立場になってしまったから、職員から慕われるように嫌われないように無理して立ち回っていたように思います。
今思い返すだけでも息苦しくなります。

しかし、今はその法則を逆手に取って、無理をしない生活を心がけています。
無理をしない生活はやはりストレスが少ないものです。
逆手に取るとは、どんな立ち回りをしても2割の人には好かれるということです。
つまり8割の人にいい面をしない立ち回りをしています。

必要なのは「勇気」ではなく「覚悟」と「開き直り」

嫌われる「勇気」という書籍がベストセラーになりました。
私は思うのですが、嫌われることに勇気は必要でしょうか。
前節でも述べたようにどう立ち回ったとしても2割の人には好かれ、2割の人には嫌われます。
周囲の人全員から好かれるなんてことは無理なのです。
だとしたら、必要なのは「うん、嫌われよう」って言う「覚悟」と「開き直り」ではないでしょうか。

嫌われることを受け入れれるようになればあとは簡単です。
自分のことを嫌う人と関わりを最小限にすれば、ストレスは最小限に抑えることができます。
おべんちゃらを言う必要はありません。事務連絡だけで十分です。
自分のことを嫌っている人が2割だろうが、5割だろうが、あんまり関係ないと心得るべきです。
「自分のこと嫌っている人がいるんだぁ」ぐらいにとどめて数はあまり意識しないことがストレスを減らすコツですね。

そう考えると8割の人は自分にとってどうでもいい人になります。
自分のことを好いてくれる2割の人を大切にしましょう。

どうでもいい人と距離をとるコツ

8割のどうでもいい人との距離をとる最大のコツは、自分の思いを口にすることです。
なにか頼まれごとをされたとき嫌われたくないから承諾してしまっていませんか。
はっきり「私にはできません」と言ってしまっていいと思います。
言い方さえ気をつければ、2割の人は自分のことを嫌い、6割の人は「そっか、ダメか」で終わります。6割の人から敵意を向けられることはないと思います。

うつ病になる前、私は休日も仕事のことばかり考えていました。
特に気にかけてもいない職員に「気にかけているよ」アピールのために連絡を取ったりしていました。
職員が病欠で休むとなったとき、必要以上に心配していたように思います。
でも、今となってはそれらの行為は無駄だったんだろうなと思えるようになりました。
休みの日まで、自分にとってどうでもいい8割の人のことに気持ちを割くなんて、無駄だと思うようにしましょう。
自分のことを好いてくれている2割の人と親交を深めましょう。

自分のことを嫌っている2割の人から攻撃されることもあります。
以前の自分はどう対応したらこの人に好いてもらえるだろうかと四苦八苦していました。
しかし、どう転んでもその人は自分に敵意を見せてきます。諦めましょう。開き直りましょう。
自分のことを嫌っている人に好意を寄せる必要はありません。適当に受け流して適当にあしらっておけばそれで完了です。

まとめ

今回の記事では、周囲の人から100%好かれることは不可能で、2割には嫌われ6割からはどっちでもいい評価を受けるが、2割の人は好いてくれることを書きました。
自分にとって8割の人はどうでもいい人間を開き直って、自分の気持に素直になって、自分のことを好いてくれる2割の人だけに注力すれば、ストレスは最小限になります。
8割の人とは距離をとりましょう。

うつ病の回復期にある私にとって、ストレスをなるべく減らすのは最重要課題です。
人間関係で余計なストレスを抱えないためのコツでした。

といったところで、今回はここまで。
ありがとうございました。

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