なりたい自分がわからない

an encouragement quotes on brown paper うつ病
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どうも、うさぎです。

この時代、この国に産まれ落ちた瞬間から、厳しい競争社会に駆り出され、とりあえず勉強して、とりあえずいい学校行って、とりあえず良い就職先に勤務して、とりあえずお金を稼いで、とりあえず平均を見ながら、とりあえず生活してきた。
そしたら躓いた。
何もかもに置いていかれるような感覚に陥った。
そして自分に問いかける。
「これが、私がしたかったこと?」

幾度挫けて、その度身の丈を知って、人と比べて、平均より多い年収をもらってそっと胸を撫で下ろす。
「それで満足なの?」

うつ病のどん底に立って、最底辺を知って、最下位になった気分で、本当にしたかったことを考える。
誰かのためとか、両親を安心させたいとか、綺麗事を抜きにして、本当にやりたかったことって何?

それが、コーヒーを仕事にすることだった。
それを信じて、やりたいことをやって、やりたくないことをやめて、今、コーヒーを仕事にしている。
なのに、どこか満たされないのは何でだろう?

生活に不自由が有るわけではない。
裕福とは言えないが、お金に困っているわけでもない。
家族も居て、仲間も居て、自由な時間もあって、困っていることなんてないのに。
これ以上何を望んでいるんだろう。

僕はまた振り出しに立って、自分のしたいことを問いかける。
「なりたい自分を教えて」
思い描く未来がいつまでも変化し続けるから、いつまでたってもたどり着けないんだ。

僕は、死ぬまでずっと、何かの途中。


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