認知行動療法を自分なりにやってみた結果

blue green and red abstract illustration うつ病
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どうも、うさぎです。

昨年12月に認知行動療法の本を読んで、自分なりに試してみた結果です。
本を読んで学習して自分なりにやってみて、自分の結果なので医学的な根拠とかは特に有りませんのであしからず。

まず大前提として大事なキーワードは
過去は変えられない。現在起きていることもどうしようもない。ただ捉え方はどうとでも変えられる。
ということです。
認知行動療法とは認知のゆがみを矯正して行動に反映していく治療ですが、自分の認知を変えていく過程はなかなか一筋縄にはいかない、難しいものがありました。
どうしてもネガティブな方向へ流れてしまって、自分なんて、とか、これだから、とか悪いように捉えてしまいます。
悪いように捉えてしまう原因は価値観が他人軸にあることでした。

端的に言うと、あの人に比べて私は不幸だ。だから私は不幸なのだ。と、上ばかり観てしまうのが原因です。
とある研究によると、最も簡単に惨めになる方法はSNSなどで他人の成功しているハイライトを見て、自分の失敗と比較することだそうです。
これも価値観が他人軸にあることで起きています。
ちなみに、この現象をホスト界の帝王ことローランド様は「タンクトップで蜂の巣に挑むようなもの」と表現したそうです。

認知行動療法の取っ掛かりとしては、この他人軸の価値観を自分軸に変えることから始めました。
なにか嫌なことが起きた時、自分としてはどう思ったか、を意識して考えるようにしました。
例えば以前、息子の食事の後息子がうまく飲み込めなかったのか、呼吸の様子がおかしくなって夜間だったため緊急外来に電話してタクシーに乗り込んで病院に行ったんですけど、その間お茶を沢山飲ませていたら病院につく頃には呼吸は普通に戻っていて、案の定医師からはなんの問題も無いですね。って言われました。
最初から家でお茶を飲ませておけば、タクシー代も診察代もかからなかったでしょうし、そんした気分になるかもしれませんが、自分軸で今回のできごと考えると、普段乗ることのないタクシーに乗れたし、タクシーを呼ぶためのアプリが便利ってことも知れたし、緊急時はどうやって病院に連絡してどうすれば診察してもらえるか家からいくらぐらいのタクシー代で行けるか何分ぐらいで病院まで行けるかシュミレートもできたし、呼吸器を聴診器で聞いてもらって異常がないことも確認できたしラッキーハプニングだなと思えたわけです。

こうして、価値観を自分軸に置くことで他人との比較がなくなり、自分にとってラッキーかアンラッキーかで判断できるようになりました。

加えて、犬飼ターボ氏の著書「CHANCE」で書かれていたのが、
どんな人も成功者として生まれている。ただ、それを忘れているだけ。
という一文。
誰もが成功者になることが出来て、肝心なのは成功しているかどうか気づくことができるかどうかということ。そして、自分が成功していると認識することで、どんな出来事も今後起こるラッキーへの過程だと思えるようになりました。

その意識が芽生えてからは、先日京都に試験を受けに行ったんですけど、試験会場に到着するなりポケットの中にパスケースが無いことに気づいたんですよね。鞄の中も探してみたけど見当たらず、駅から試験会場までの間で落としたと気付き、おかげさまで試験は全然集中できなかったんです。
試験終了して、即合格を言い渡されて安堵した後パスケース探しが始まりました。
途中寄ったイオンのサービスカウンターに聞きに行ったり、駅員に落とし物を確認しに行ったり、1時間ぐらい探して見つからなかったので、警察に遺失物届けだして帰ろうとして交番に寄ったら優しい人が交番に届けてくれていました。
結果からすると、試験は合格したしパスケースもなくさずに済んだので、結果オーライといったところです。時間を無駄にした気がしますが、パスケース遺失で起きたラッキーが帰りの電車で起きました。
私、電車に乗るのが怖くて1人で遠出出来なくなっていたのですが、おそらくパスケースを落とさずにまっすぐ帰っていたら、帰りの電車は疲れでパニックに近い状態になっていたと思います。
しかし、その日はパスケースが見つかって気分がハッピーになっていたので、なんの問題もなく電車に乗って帰ることができ、自信ににも繋がりました。

このようにどんな出来事もラッキーに変換できるようになってからは、かなり気持ちよく毎日過ごせてます。
今日はなんかしんどいから寝て過ごそうも、時間を浪費している間がありますが、今の私にとっては贅沢な時間を過ごしているとプラスに捉えることができます。

とまぁ、こんな感じでうつ病の回復にはかなり役立っています。
自信を失う機会が格段に減りましたから、自己肯定感が高く保たれています。

といったところで、今回はここまで。
ありがとうございました。


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